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会長挨拶

拝啓 日ごとに温かさが感じられる季節になりましたが、皆様におかれましてはお元気にお過ごしのことと拝察申し上げます。

 コロナ禍が4年目に入り、このウイルスとの向き合い方も新たな段階に入りつつあるようです。本年卒業する4年生は、ほぼ3年間、コロナ禍でさまざまな制約を受け、卓球、勉学、仲間との交流も存分には出来なかったと思います。また昨年、一昨年の卒業生も同様です。行動的な若者がそのような環境下に置かれる辛さは、我々の世代とは次元が異なり、想像もできません。

 そんな中で、昨年9月の秋季リーグ戦において、男女同時に見事2部優勝を果たし、念願の1部復活を成し遂げたことは、我々OB・OGにとっても、久々に明るいトピックであり、大いに盛り上がりました。同時に、選手諸君及び池田総監督、小野男子監督、魚住女子監督、及びその布陣を支えるコーチ陣各位のご苦労が報われた瞬間です。各位の手腕とご努力に対し、この場を借りて改めて敬意と感謝の想いを伝えたいと思います。ほんとうにありがとうございました。一方、2部で優勝することと1部に残留することの難易度は過去の経緯から、後者の方がはるかに高いと言えます。まさに今後いかにして1部のステージを指定席にするかが最大の課題です。

 

 さて、幹事会からもお願いしておりますが、物価高騰が続き、我々の生活環境は一段と厳しさが増す中で、金銭的なご負担をお願いするのは誠に心苦しいのですが、今後1部において安定的に選手を育成・成長させ、更には継続的に有望選手を獲得するためには、当然ながら予算的な措置が必要です。

 

 つきましては、それらを達成するために、皆様から広くご寄付という形でご支援をいただきたいと存じます。卒業後全国各地で実社会に飛び込んでしまうと、仕事や生活のことで心身ともに手一杯となり、なかなか大学のことを振り返れなくなりがちです。それでも半年ないし1年に1回は、選手たちに思いを寄せ、OB・OGの皆様からパワーを与えていただければと思います。

 

 なお、OB・OGの中にも今回の1部昇格の結果を知らない方もいらっしゃるかも知れませんので、ご存じない方々にはぜひともそのことをお知らせいだだければと思います。

 

 最後になりましたが、私の周辺でも、先般1月に行われた全日本選手権、5月南アフリカ・ダーバン開催の世界選手権、来年のパリ夏季オリンピック等々、卓球に関する話題が尽きません。私自身は勿論、春季リーグ戦で大正大学の選手が躍動する姿をイメージすることであり、今からワクワクしながら開催日を楽しみにしております。

 

 それでは次回皆様とお会いできる日を楽しみにしつつご挨拶とさせていただきます。長々と失礼しました。

敬具

令和 5 年 3 月 吉 日

大正大学鴨台卓球会会長

 大橋 進

大正大学卓球部

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